毎年さまざまな国から外国人観光客が訪日しますが、2016年時点でアメリカ人観光客は5番目に多く、英語圏では最も大きな数値になっています。アメリカ人客は、アジア圏の観光客とは訪問理由や消費傾向も異なっており、それは人気のお土産にも影響しているのです。

そこで今回は、アメリカ人観光客に人気お土産にはどんなものがあるのか、その特徴今後の対策についても併せてご紹介します。

アメリカ人観光客に人気のお土産

外国人の方々に人気のお土産の一つに「お菓子」があります。手軽にたくさん買えるところが魅力の食品ですが、アメリカ人客に人気のお土産はそれと少し異なるようです。

アジア圏とは人気商品が異なる

訪日外国人のトップを占めるのはアジア圏からの旅行者です。中国や韓国では日本の和菓子が人気ですが、アメリカの場合はそこまで浸透していないようです。そのため、アジア圏とは人気商品が異なります。

アメリカ人観光客には「日本酒」が人気です。日本酒はニューヨークの寿司屋でも提供されるなど、馴染みがある日本食の一つとなっています。また、酒のつまみとしてシーフード系のものも人気があります。「イカ」「スルメ」など日本ではコンビニでも手軽に入手できますが、アメリカの場合シーフード系は高価なのでお土産にすると喜ばれるようです。

その一方で、他の国と同じく人気なのが「チョコレート」です。有名なキットカットはイギリス発祥のお菓子ですが、日本ではさまざまな味が発売されているのでプレゼントとしても最適といえます。チョコレートの味は日本とアメリカでかなり違うため、そこもポイントになっているのかもしれません。アーモンドがまるまる一つ入っているようなチョコレートも稀少なようです。

和柄のものが人気

アメリカ人観光客は、食料品より日本製の小物を好む傾向が見られます。特に人気があるのは手軽に日本文化が感じられる「和風アクセサリー」「てぬぐい」「風呂敷」「お箸」「湯呑」などです。「和風生地の小物入れ」や「がま口財布」も和風小物として人気があります。日本酒が好きな方なら、「徳利」や「猪口」をセットにするのも喜ばれるでしょう。和のテイストがありながら、しっかり実用性も兼ね備えている商品が好かれているのかもしれません。

また、浴衣や甚平のような和風の衣料品も注目を集めており、意外な感じもしますが、衣料品に対する消費額は、アジア圏の観光客よりアメリカ人客が上回っています。変わったところでは「手裏剣」といった趣味のグッズも人気です。ただしこちらはあくまでジョークネタとしてのお土産。「サムライ」「忍者」のような、昔ながらの日本文化が好きな方にはウケているのかもしれません。

漢字を使ったアイテム

アメリカ人観光客には「漢字が書かれたTシャツ」も人気があります。日本人から見るとジョークのように見えるTシャツもたくさんありますが、これは一つのアートとして捉えられているようです。
私たち日本人も外国語がプリントされたTシャツを着ることがありますよね。あまり何が書いてあるかを気にしたことがある方は少ないでしょう。「格好良い」「気に入ったから着る」という気軽な感覚で外国語のTシャツを着ますが、漢字Tシャツを着用するアメリカ人の方もそれと同じ感覚といえそうです。

今後の課題

アメリカ人観光客に人気のお土産を見てきましたが、アメリカからの訪日客は、買い物より体験を重視する傾向にあるようです。最近は徐々に「モノ消費」から「コト消費」にシフトしていますが、その際に問題になってくるのが言葉の壁です。アメリカ人観光客の心を掴むには、多言語対策が必須といえるでしょう。

多言語対策

最近は日本でも英語を話せる人が増えています。しかし実生活の上で緊急性がないこともあり、実用的な英語を話せる人の数はまだ足りていません。
加えて、アメリカ人客の中には英語だけでなくスペイン語を話す方も多いため、どちらの言語にも対応可能な人員を確保するのは大変です。このような場合に役立つのが「タブレット型通訳サービス」です。遠隔操作によってリアルタイムな通訳が可能となるので、とっさの接客でもスムーズに対応できます。また多言語に対応しているので、相手の言語が理解できない場合も安心です。こういったサービスの導入によって、より良い接客が可能となるでしょう。

モノ消費とコト消費の拡大を目指して

アメリカから訪問する旅行客は、日本でしかできない貴重な体験を重視しています。国内にはまだまだ発信しきれていない魅力的な土地がたくさんあるため、多言語対策を進めることで、より多くのアメリカ人観光客にコト消費を楽しんでもらえるでしょう。また、その体験に紐づく商品をおすすめすることで、モノ消費も同時に拡大することができるかもしれません。2020年のオリンピックも間近に迫っているので、この機会に手軽で便利な「タブレット型通訳サービス」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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