外国人観光客の目的はアニメ?日本のメリットと課題を解説!

外国人観光客の目的はアニメ?日本のメリットと課題を解説!

日本のアニメは世界中から注目を集め、日本が誇る「クール・ジャパン」の代表的な一つとなりました。アニメが目当ての訪日外国人観光客も多く、日本にさまざまなメリットを与えるといわれています。

今回の記事では、アニメが日本のインバウンド誘致にもたらすメリットと、その効果を100%活用するための課題対策について解説します。

日本を訪れる理由の一つがアニメ

日本でオタク文化の街といえば、「秋葉原」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。世界でも秋葉原は電化製品・オタク文化の街として評価が高く、アニメや漫画などのオタク文化に触れることを目的とした外国人観光客が年々増加しています。

聖地巡礼

聖地巡礼とは、アニメに登場した舞台のモデルとなっている地域やゆかりのある場所を訪れて、その雰囲気を楽しむ行動を指します。海外からも日本のアニメが注目されている近年では、「自分が好きなアニメの聖地巡礼がしたい!」という目的で日本に訪れる、インバウンド需要が増加中です。

コスプレ

アニメキャラクターの衣装を着て、交流や写真撮影を楽しむコスプレイベントも、世界のアニメファンが日本に訪れる理由の一つになっています。世界でも、仮装を楽しむ文化は存在しますが、日本は特にそのイベント性が高く、各地域で頻繁にコスプレイベントが開催されているほどです。

コスプレを楽しむ「コスプレイヤー」もレベルが高く、日本のコスプレイヤーを見るために、アニメイベントに出向く外国人のファンも増えてきました。国を超えて楽しめるアニメ文化は、今後も日本の経済・文化の発展に影響を与えるでしょう。

アニメによる効果

日本が誇るアニメ文化は、より多くの訪日外国人観光客を日本に呼びこむための「観光資源」となるだけではありません。アニメが好きな外国人客が日本に訪れることでその他にも、さまざまな恩恵がもたらされるのです。

経済効果

日本のアニメや、コスプレ、聖地巡礼といったいわゆる「オタク活動」で日本に訪れる訪日外国人観光客は、お土産や自分のために、大量のアニメグッズ・ファングッズを購入する傾向にあります。アニメを愛する人々の情熱と、それに伴って発生する経済効果はインバウンド業界でも見逃すことはできません。

聖地巡礼による地域活性化

日本のアニメに登場する舞台やゆかりの地は、地方都市が多いといわれています。

例えば、2008年に聖地巡礼の火付け役ともなった「らき☆すた」は、埼玉県久喜市や市内の鷺宮神社の経済効果・参拝数を大幅に上昇させ、地域活性化に大きく貢献しました。
その他にも、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の聖地である秩父や、125以上の国や地域で上映されたアニメ映画「君の名は。」の聖地である飛騨高山など、訪日外国人のゴールデンルートに取り入れにくい地域が、「聖地」として注目を集めています。

聖地巡礼をインバウンド集客の資源としてアピールすることで、インバウンド誘致の恩恵を受けづらかった地方都市でも、訪日外国人旅行者の数を増やし、経済効果を高められるようになるでしょう。

今後の課題

インバウンド誘致において強い観光資源となるアニメ文化ですが、最大限に活用するためには、いくつかの課題が残っています。アニメとインバウンドを融合させるために、何が足りないのかをよく分析し、取り入れていきましょう。

聖地の受け入れ体制

地方都市に「聖地」が多いことは、ゴールデンルート以外の地域にもインバウンド誘致の経済効果をもたらします。その一方で、訪日外国人観光客やインバウンド誘致に対して、地方都市の受け入れ体制が整っていないというデメリットがあるのも事実です。

例えば、観光案内所に外国人観光客に対して案内ができる係員がいない、飲食店や宿泊施設で「聖地」に対する案内・説明ができないなど、「聖地であること」と「インバウンド誘致を行うこと」が、地域に浸透していなければ、来訪のチャンスを逃してしまいます。

地方都市では、「聖地巡礼」の舞台であることを地域全体に浸透させ、外国人観光客に対するサービス意識の向上を一丸となって進めていかなければなりません。

多言語対策

外国人観光客を受け入れるにあたって、大きな課題となるのが「言葉が通じない」という問題です。外国人観光客は、英語圏やアジア圏・ヨーロッパ圏などさまざまな場所から訪れています。

「聖地巡礼」を資源にインバウンドによって地方都市の活性化を狙うためにも、多言語通訳の対策を積極的に取り入れていきましょう。タブレッド型の通訳サービスであれば、その場に通訳者を配置する必要がありません。また、お互いの顔を確認しながら通訳が行えるので、訪日外国人観光客に「言葉が通じない不安」を感じさせず、観光を楽しんでもらえるようになるでしょう。

宿泊施設の充実

宿泊施設の不足も、「聖地巡礼」の舞台となる地方都市が持つ課題の一つです。東京や大阪などの都市部やゴールデンルートには、観光向け旅館やホテル以外にもビジネスホテルやゲストハウスなど、外国人観光客が気軽に宿泊できる施設が多く存在します。

しかし、地方都市は宿泊施設の数が圧倒的に足りず、外国人観光客が泊まりで観光したいと思っても部屋が満室、ということも少なくありません。宿泊での観光と日帰りでの観光は、もたらされる経済効果も大きく異なり、より強い経済効果を得るためにはその場に宿泊してもらうことが重要となるでしょう。

日本のアニメを世界に広めよう

アニメは多くのファンを楽しませる日本文化として、世界中から周知されるようになりました。
アニメ文化を世界に広めてファンを増やすことで、訪日外国人観光客数を増加させ、観光立国としての成長を促進することができるでしょう。特に、聖地を持つ地方都市の場合、外国人観光客を受け入れるための課題をクリアしていけば、地域活性化・経済復興を助ける存在となるはずです。

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