近年、日本を訪れる外国人観光客は増加していますが、彼らはどんなところに日本の魅力を感じているのでしょうか?インバウンド市場は、需要の増加とともに、マーケットとしての魅力も高まっています。

今回は、外国人観光客のニーズとともに、旅行者の目的に合わせた対策についてご紹介します。

来日の目的は?

日本は世界各国から見ると独特の文化を持ち、加えて多くの観光資源を持っています。そのため、訪日旅行の目的は人によってさまざまです。外国人旅行者は、何を目的として日本を訪れているのでしょうか。

観光

日本は、世界遺産が多い国として知られています。日本には22個の世界遺産があり、12番目に世界遺産が多い国です。もちろん、世界遺産以外にも多くの魅力的な観光スポットがあるので、それらを目指して外国人観光客が来日しています。

日本食を食べる

日本食は、日本独自に発展した食文化として認識されています。その特徴はヘルシーであることと、四季折々の食材を使って繊細な味を表現することです。健康志向の高まりにつれて、日本食を食べることを目的として、日本を訪れる方は後を絶ちません。

また、和菓子もその芸術性溢れた見た目と繊細な味から人気になっており、お土産としても需要が高まっています。

自然を楽しむ

日本は先進国ですが、工業開発が低地や海の近くに集中しており、多くの自然が残されています。日本の自然は四季によって大きくその姿を変え、桜や紅葉の美しさを味わったり、登山で豊かな自然を堪能したりすることも日本を訪れる目的の一つです。

ショッピング

日本を訪れる観光客のもう一つの目的として、ショッピングが上げられます。「爆買い」と称される、主に中国人観光客による高性能の電化製品や化粧品の買い付けなどは、近年落ち着いてきましたが、ショッピングを楽しみに日本を訪れる観光客は増えています。

訪れる地域

日本は四季による景観の変化が大きな魅力。地方によって違った文化があることも、外国人観光客にとっては訪れる理由の一つです。外国人観光客がそれぞれの観光地に、どのような魅力を感じているのかをご紹介します。

東京

主な国際線が発着する場所としてアクセスが良いのはもちろん、世界でも有数の都市である東京は観光地としても人気です。特にショッピングを目的に電化製品を購入に秋葉原を訪れたり、高級品を購入に銀座を訪れたりする観光客が多くなっています。

また、東京の代表的な日本文化を感じられる場所として挙げられるのが浅草です。その他、ディズニーランドや水族館などのレジャー施設を訪れる観光客も増えています。

京都

歴史的に長い期間、日本の首都であったことから、京都にはさまざまな日本文化が存在します。京都の文化財は世界遺産にも多く選ばれており、清水寺や延暦寺、平等院などさまざまな美しい歴史のある日本の伝統建築は、根強い人気を誇っているのです。また、和食や浴衣など和の文化を味わうにも、最適の場所として知られています。

大阪

大阪は食べ物がおいしくて比較的安価なことや、ミナミでショッピングが楽しめることが、外国人観光客に人気の理由として考えられます。また、関西国際空港があり海外からのアクセスが良く、京都、奈良、神戸などの観光都市にも近いことから、観光客が激増中です。

季節に合わせて

日本の四季に合わせて、訪問地を選ぶのも一つの楽しみ方です。日本は南北に長いので亜熱帯の沖縄では夏に美しい海を、冬は北海道や長野で雪景色を楽しみながらスキーやスノーボードなど、さまざまな楽しみ方ができます。

ニーズに合わせた対策とは

増加する外国人観光客を顧客としてしっかり捉えるためには、彼らのニーズに合わせた対策を行う必要があります。

言葉が通じない

日本文化をより知ってもらい顧客満足度を高めリピーターになってもらったり、帰国後に宣伝してもらったりするためにも、訪日外国人客に日本の魅力をしっかり伝えることが重要です。

そのためにも、タブレッド型通訳サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
特に、コト消費を体験するときの説明は、細かい要望の聞き取りや詳細な説明が必要です。また、外国人観光客とコミュニケーションを活発化させることで彼らのニーズを知り、より細かい調査にも役立ちます。言葉が通じないという大きな壁を、打ち破る効果が期待できるでしょう。

多言語表記が少ない

日本を観光する上で、外国人観光客にとってもう一つの大きな壁となるのが、多言語での表示が少ない点です。宿の注意書きやお土産店での商品名などの日本語が、読めないケースが多くなっています。多言語表示で観光へのストレスを減らすことも、重要な課題です。

フリーWi-Fiの導入

外国人観光客のニーズに沿った情報を取得することが、彼らの満足度向上に欠かせません。例えば、京都に日本文化を見に訪れた観光客が、より日本の歴史に興味を持ったり、もっと古い都である奈良を訪問したくなったりと、日本国内を旅行する上で次々とニーズが発生することが考えられます。

それらを満たすためにフリーWi-Fiを導入し、外国人観光客が情報にアクセスしやすいサービスを提供する必要があるでしょう。

観光客がそれぞれのニーズを満たしやすいようにサポートすることが大切

日本にはさまざまな観光資源が存在するため、外国人旅行者のニーズに沿った対策を立てる必要があります。タブレッド型通訳サービスを導入をしたり多言語表記を増やしたりすることによって、スムーズに観光地・観光資源の魅力を伝えることができるので、外国人観光客のさらなるニーズ発掘にもつながるでしょう。