訪日外国人は年々増加しており、インバウンド対策が欠かせなくなっています。日本での滞在を快適に過ごしてもらうことによって、外国人観光客が日本を今まで以上に好きになれば、インバウンド産業は更に盛り上がるでしょう。

今回は、日本での滞在を快適にするために、訪日外国人に向けたサービスについて解説します。

言語対策を図る

日本を旅行する上で外国人旅行客の大きな壁となるのは、日本語以外の言語が通じにくいことです。多くの国は、アルファベットで文字を表記しており、どの国でも英語が通じることが多くなっています。また、南アメリカやアフリカなどの、かつて欧米の植民地だった国も看板の表記はアルファベットなので、日本のように他の国の言語が通じづらく、表記もその国特有の文字が主体という国は少ないのです。

多言語表記

外国人客を案内するための表記を、日本語だけでなく多言語で表記することが重要です。訪日外国人が旅行をするときに必要な、道案内や注意書きなどの情報を、彼らが理解できる言語で伝えられれば、よりスムーズに楽しく日本を旅行できるでしょう。

タブレッド型通訳サービス導入

タブレッド型通訳サービスは、さまざまな言語に対応しているので、世界各国から訪れる外国人観光客に合わせた言葉で対応できるだけでなく、彼らが持つ疑問についても答えることができます。タブレッド型通訳サービスにより、きちんと翻訳されることで、受け入れ側もストレスが少なく対応することができるでしょう。

観光情報やコト消費の注意点を伝えるだけでなく、日本文化をより楽しんでもらうためにも、タブレッド型通訳サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

交通機関の充実

日本を観光する上で、重要なポイントが交通機関の使いやすさです。魅力的な観光地でも、行き方が分からなかったり、効率的に訪問したりすることができなければ、観光客の数は伸びづらいでしょう。インバウンド産業を盛り上げるために行っている、交通機関の施策について解説します。

タクシーの料金改定

日本のタクシーは、初乗りの金額が諸外国と比べて高い傾向にあります。短距離走行の値下げを行うことで、タクシーを利用しやすくすることが大切です。タクシーは慣れない土地でも、目的地の名前か住所さえ分かれば簡単に行くことができるので、外国人旅行者にとって便利な乗り物になっています。短距離でのちょい乗り価格を下げることで彼らの利便性をあげ、インバウンド産業を盛り上げていくために有効な対策といえるでしょう。

自転車や車のシェアサービス

自転車や車のレンタルは、外国人観光客が日本の風景を自分たちのペースで自由に観光できるので、有効な交通手段です。レンタルの仕組みを簡易化すると、訪日外国人にも簡単に借りることができたり、予定に応じて乗り捨てられるようにしたりするなど、利便性を高めることも重要な施策といえます。

観光や消費行動を促すポイント

インバウンド産業を盛り上げるためには、外国人観光客の快適性を増すだけでなく、観光地での消費を促すことが欠かせません。そのためには、外国人観光客の心をつかむような対策が必要です。

コト消費の提供

現在、訪日外国人の目的は、何かを買う「コト消費」からサービスや体験を求めた「モノ消費」に移行しています。それらを踏まえ、日本でしか体験できない観光資源をアピールしていくことがポイント。温泉やお抹茶、日本文化の体験など、日本には数えきれないほどのアピールポイントがあります。多様なモノ消費を準備することで、さらに外国人観光客を増やせるでしょう。

日本食の提供

日本食は海外からの人気が高く、日本食を求めて日本を訪れる外国人客が多くいます。飲食店だけでなく、彼らが拠点とするホテルや旅館でも日本食を提供することが、満足度向上のためのポイント。ゆったりとリラックスした状態で食べる日本食は、外国人観光客にとって良い思い出になるでしょう。

免税店の申請

外国人観光客の「モノ」の購入を促すためには、免税店となることが有効な手段です。税金はモノを購入する上で、ネックになりやすいポイント。少しでも安く商品を購入したいと考えている方々を惹き付けるために、免税店になることで訪日外国人観光客の消費を増やせるでしょう。

インバウンドを盛り上げるために有効なサービス

インバウンド産業をさらに盛り上げるためには、訪日外国人観光客が快適に日本滞在を楽しめるようなサービスを提供することが大切です。今回の記事でご紹介したような施策を行うことで、訪日外国人がより日本を好きになり、インバウンド産業を盛り上げることができるでしょう。