テレビ電話で通訳サービスを受ける!新しい多言語化対策とは

テレビ電話で通訳サービスを受ける!新しい多言語化対策とは

外国人観光客や移住者の増加により、日本国内でさまざまな言語に触れる機会が多くなってきた現在。各企業や店舗には複数言語への対応が求められますが、語学の習得や通訳の雇用には費用がかかります。そこで新しく注目されているのが、テレビ電話で通訳を受けられるタブレット型の通訳サービスです。

今回の記事では多言語化対策の重要性や、利用者が急増しているタブレット型通訳の機能などについてご紹介します。

通訳サービスの需要が急増中

訪日外国人観光客を相手にしたサービス業ともに、コミュニケーションをとる上で通訳の需要は高まるばかりです。さらに多様な言語圏からの観光客が増え、英語のみの通訳では対応しきれないケースも出てきました。

増加する外国人客、移住者への対応

2012年7月の法改正によって、日本国内への外国人観光客と移住者が大幅に増加しました。街で外国人客を見かける機会も増え、英語だけでなく、中国語や韓国語の案内表示が常設された光景が日常になってきています。企業や店舗を訪れる外国人客の数も増え、多言語への迅速な対応が求められます。

日本人は「英語が話せない」傾向にある?

日本人のマナーのよさや親切さは海外でも有名で、落とした財布が無事に戻ってくるのは世界でも日本だけといわれています。そんなサービスやモラルに定評のある日本ですが、「日本人は英語が話せない」ということもまた、海外で知られています。

このイメージを拭い去るため、日本の企業や店舗では、ますますスタッフの外国語教育通訳サービスの導入といった対策が求められていくでしょう。

インターネット上の多言語化対応も重要に

外国人客は、日本の店舗や商品の情報をインターネットで調べるケースがほとんど。そのため、多言語対応したホームページや、外国語での問い合わせ対応の有無によって、集客数や売り上げに差がつきやすい傾向があります。

ネット上の自動翻訳で訳すだけでは文脈が不自然になったり、専門用語に対応できなかったりするケースがあるため、多言語のページを作成する際は翻訳士に相談し、自然な文章を作成してもらうのが確実です。

タブレット型通訳とは?

そんな中で、最近注目を集めている「タブレット型通訳サービス」。これは、タブレット端末もしくはパソコン、スマートフォンでインターネットを通して24時間365日、いつでも通訳が受けられる次世代型のサービスです。

タブレット通訳の概要

タブレット型通訳サービスでは、タブレットをコールセンターに接続し、オペレーターからテレビ電話での通訳が受けられます。利用料金やサービスは会社ごとに異なり、使った時間に応じて金額が発生する「従量制」や、月に一定の料金を支払う「定額制」など、さまざまな料金体制があります。

他の通訳サービスとの比較・メリット

通訳士を派遣する場合は基本的に時間制となり、雇用した場合も業務時間外のサポートはありません。一方、タブレット通訳は契約期間内であれば、時間帯や場所を選ばず、好きな時に通訳を依頼できます。これにより対応できるシーンが増えるほか、コスト面でもお得です。

その他、最近では機械による「自動翻訳」も進化してきましたが、今の技術では、人間と同じように違和感なく訳すのは難しい状況です。タブレット通訳ではオペレーターが間に入って訳すため、そのような問題は起こりません。これらのことから、タブレット型通訳は、利便性と正確性を兼ね備えたサービスだといえるでしょう。

タブレット型通訳の機能

タブレット型通訳サービスには、ご紹介した以外にもさまざまな機能があります。ここではその豊富な機能について、いくつかご紹介していきます。

対応言語が豊富

1つの端末で複数言語に対応できる点は、タブレット型通訳の大きな特徴です。英語や中国語、韓国語といった言語から、スペイン語やポルトガル語などの機械翻訳では訳しにくい言語、タイ語、ヒンディー語のような通訳士が少ない言語なども、このサービスなら幅広く対応できます。

通信速度が速い

通訳開始からオペレーターと通話可能になるまでの時間は、平均で10~15秒程度。通訳士がその場にいるかのような、リアルタイムでの通訳が可能です。

使用方法がシンプル

起動の仕方もいたってシンプル。ほとんどのサービスは、アプリを起動させて言語を選択後、自動的にコールがかかり、すぐにオペレーターに繋がります。難しい操作が必要ないため、スタッフに使い方を教える手間がかかりません。

テレビ電話ならではのサービスも

オペレーターとテレビ電話でつながっているため、表情やジェスチャーなどのニュアンスも含めた通訳サポートが受けられます。さらに外国人客が書いたメモや、写真などを見せながら通訳を受けることも可能です。

通訳サービスを導入して、外国人客への迅速な対応を

新しい技術が開発されるとともに、通訳の形にも多様性が出てきました。「通訳=通訳士を雇用・派遣する」というイメージは、新しく登場したサービスにより大きく変化していくでしょう。

時間や場所を選ばず、複数言語のサポートを受けられるのは心強いことです。今後も進化が期待できるタブレット型通訳。外国人客の多い店舗や企業では、導入を検討してみてはいかがでしょうか。